唐突に旅に出たくなることがある。

だが、現代に生きるわたしたちはその衝動に任せて遠方へ向かうことはできない。会社や学校など、自分と接続する社会があるからだ。楽しく旅をしていても、ついスマホが気になってしまうこともある。

私たちは 「青春18きっぷ」ひとつを握りしめ、玄関のドアを開けた。

いつもわたしたちを助けてくれるスマホはひとまず電源を切り、行ったことのない場所へ「わからない」を楽しむために旅立った。

腹が減っては何とやら。

旅をするなかで、食べ物は欠かせない要素の1つである。

京都には数え切れないほどの名物料理が混在している。

今回わたしたちは、京都旅で手軽に出会える食べ歩きグルメを紹介する。本誌を片手に、知る人ぞ知る京都の味にぜひ出会ってみて欲しい。

そして、その食べ物を手に京都の町をぶらりと探索してみてはどうだろうか。

旅の本質が「新たな世界を知ること」であれば、遠くに行かなくても旅はできる。

その入り口が、ゲストハウスだ。

京都には3000軒ものゲストハウスが点在しており、国内外から旅人が集い、共に時間を過ごす。そんな国際都市であなたは新たな街の魅力にフレ、知らない人と笑い合うなかで、自分の世界を広げていくだろう。

そんな新たな体験の扉を開くことができる6つのゲストハウスを紹介する。

4人の大学生が「行ってみたかった」「やってみたかった」を実現するために旅に出る。

まだ見たことのない景色や新たな出会いを求めて、大きな1歩を踏み出す。

旅先や移動手段、過ごし方はそれぞれ異なる。

4 人の1度きりの旅から、旅の素晴らしさを感じ取ってほしい。